マイクロホンのあれこれ      

カラオケで歌う前にマイクの特徴を知っておこう!
知っちゃえば、これであなたもプロのボーカリスト
気分を満喫できちゃうぞ!(但し、歌唱力は除く)

カラオケで必要なものと云ったら、なんたってマイクロホン。
あの握り締める快感は誰にでも経験がある筈。(他に意味はありませんが・・)
と言うことで、マイクロホンのことを教えちゃいます。

マイクロホンの種類は大雑把に分けると2種類あります。
1、ダイナミックマイク
2、コンデンサーマイク


カラオケ(ボーカル)で使われるマイクは主にダイナミックになります。
では、ダイナミックとコンデンサーの違いはと言いますと、音質面で
ダイナミックは高・中・低域特性にバランスが取れていること、コンデ
ンサーは高域特性が特に優れていると言うことです。
コンデンサーは最近特にパソコンでよく使われるようになりましたが、
弱点があります。
構造上、振動、湿気に弱く、電源(乾電池等)が必要と言うことです。
ですから、ボーカル用には不向きでダイナミックの方が使われます。

指向性とは?
人間もそうですが、マイクもそれぞれ感じ方(感度)の違うものがあるのです。
簡単に言えば、音が入ってくる方向により、感度が違うと言うことです。
その指向性とは3種類あります。

1、無指向性
2、単一指向性
3、双指向性


で、ここでクイズです。カラオケ(ボーカル)で使われるマイクロホンの
指向性は何番が適しているでしょうか?
(正解された方には豪華賞品を予算の都合上、出すことが出来ませんので、悪しからず)

答えは2番の単一指向性が正解となります。

それぞれの特徴は、
無指向性→指向性が無く、周辺全域の音を拾うマイクです。
                   鳥の鳴き声も、川のせせらぎもと無節操にいろんな音を
                   なんでも求めたいと言うことで無指向と言われます。
                   
単一指向性→一方向(正面)から来る音に最も感度が良く、周辺の音は
                       ほとんど拾わないマイクです。やはり自己主張の強い人向
                        きと言うことで、ボーカルマイクに適しているのでしょう。

双指向性→正面と背面の二方向の音を拾う。
                   ラジオのDJ番組などで、二人向き合って喋る時に使われる
                   マイクです。夫婦で言い争う時に適しているかもしれません。

では何故、カラオケマイクは単一指向性で、他のマイクは適さないのか?
と、欲深いあなたにこそっとお教えしましょう。

無指向性の場合、マイクを握っている人の声の大きさよりも、
後ろではしゃいでいる人の声が、もし大きかった場合、その
人の声がスピーカーから流れてしまい、歌える環境どころで
はありません。

双指向性の場合、ジュエットに向いていると思われるかも
しれませんが、なにせカラオケの世界。
脂ぎった部長を相手に1本のマイクでジュエットするなんて、
余りにも危険が多すぎるためです。

その他の関連(専門)用語
これを知っていればマイクの達人!
カラオケに行ったら、講義よろしく、うんちく述べて自慢しちゃいましょう!
でも、得することは何も無いと思いますけど・・・

ハウリング
これは皆さん、経験しているかもしれませんね。
スピーカーから、「ぴぃー」とか「き〜〜ん」とか突然鳴る音の現象を指します。
この音が出たら歌えるどころでは無くなり、場合によってはスピーカーも壊れ
てしまう時があります。
これは必要以上にマイクの出力が上がり過ぎ、スピーカーから流れる反響音
をマイクが拾ってしまうために起こります。

【原因】はいろいろとありますが、一番は音の出力の出し過ぎです。
他には反響環境が悪い(鏡やガラス張りが多い部屋)とか音を吸収する設備
が整っていないことなどが挙げられます。また、マイクとスピーカーの位置関係
が悪い(近い)場合もハウリング現象は発生します。

【対策】ボリュームを下げる!が一般的な対処の仕方です。
他にはスピーカーの近くで歌わないこと。マイクの頭の部分(アミ)を握って歌わ
ないことなどです。

頭の部分は先程、指向性の説明をしましたが、頭の部分を握ってしまうことで
単一指向性マイクの特徴に大きな弊害をもたらしてしまいます。
網の部分(穴が空いている所)で音の吸収が行われる為で、そこを塞いでしま
ったら、「音抜けが悪くなる」とか「指向性が無くなってハウリングしやすくなる」
と言うことになります。

プロの歌い手さんも、そのような使い方をする人が希に居るみたいですが、
あれは多分に口パク(実際は声を出していない)だからと思って間違いありません。
もし、実演で歌っていたならば、きっとミキサーさん(音量とかをコントロールする人)
は冷や汗をかいていることでしょう。

オンマイクとオフマイク
これは言葉からしてその意味は簡単だ!と、大方の人はマイクにあるスイッチを
ON/OFFにすることとお思いでしょうが、その考えははっきり云って浅はかです。
音楽業界は皮肉れた世界ですので、マトモな言葉が通じないことが間々あります。
気を付けましょう!

ここで言うオン/オフは、音源に対してマイクを近づける(オン)、もしくは離す(オフ)
ことを指します。例えば、ボーカルマイクは口に近づけて使う訳ですから、オンマイク
と言われます。逆に集音マイク(ステージの天井にぶら下がっている)とかはオフマ
イクとなります。

吹かれ
いきなり日本語の言葉が飛び出しましたが、この言葉の意味は何も風に吹き飛ば
されることではありません。
マイクロホンはA型の性格なのか精細な神経の持ち主なのです。その弱点は風や
振動に敏感であり過ぎると言うことでしょうか。
ここで言う吹かれとは、「風」などの音が微妙にマイクに入って「ボソボソボソ」みた
いな邪魔なノイズ(雑音)が出てくることを指します。野外コンサートなどがその対象
になったりします。
また、人の声も同様に、特に息の強く出る発音「パピプペポ」などからポップノイズ
が発生します。
マイクロホンはこのようなノイズの音を正直に拾ってしまうため、その取り扱いもい
ささか面倒な場合があります。
お気づきかもしれませんが、マイクの網の部分の中に黒いウレタン(スポンジ)が
入っているのですが(ウインドスクリーンと言います)、これはこの吹かれポップ
ノイズを防ぐことに役に立っているのです。また、マイクカバーも当然その一役を荷
っています。また、カラオケの世界では酔っぱらった人が涎を垂らしながら歌う場合
に、マイク内部の部品を保護するためにも役立っています。

タッチ(ハンドリング)ノイズ
これはマイクを握った時に、マイクと手の摩擦音からなる「ゴゾゴゾゴゾ」みたいな
ノイズのことを指します。余程、神経の細かい人でない限り、カラオケなどで単に
歌っているだけならば気に掛ける人は居ないと思いますが、レコーディングみたい
なシビアな環境を求める場合は厄介な現象となる訳です。
と言っても、レコーディングスタジオではマイクスタンドを使用するか吊るす形を取り、
歌手がマイクを持って歌うこと(ハンドマイク)は御法度になっているのが現状です。
ただ、ステージやテレビなどではどうしてもハンドマイクでないと歌えない歌手も希
に居ますので、そうした場合は「手を動かすな!」と脅しを掛けることになります。
また、より高級そうな?マイクロホンはタッチノイズを防ぐ設計を取り入れていますの
で、あまり神経を使うことも無くなってきています。


さて、日が暮れてきましたのでマイクロホンに関わる専門用語もこの辺で
終わらせておきましょう。
で、最後に知り得ることで泣いて喜ぶかどうかは分かりませんが、マイクの
賢い使い方、してはいけない!ことを少しばかし紹介しておきましょう!

マイクのテスト編
「テステステス・・・・・」て声を聞いたことがありませんか?
もちろんこれはマイクのテストをしている時に使う言葉なのです。
ちゃんと言えば「テスト」なのですが、如何にも英語ぽい発音よ
ろしく「テステステス」と言う訳です。
他では「本日は晴天なり!」とか「ようこそ!いらっしゃいませ!」
とか「まいどぉ!」とか「あー、あー、あー、只今マイクのテスト中!」
などを言う場合もありますが、これらはほとんど意味がありません。
やはり重要なのは「テス」になります。
何が重要なのかと言いますと、テスの「テ」は低音を、「ス」は高音を
調整テスト(確認)する場合に対し、必要な言葉(発音)となるのです。

発声(歌唱力)は人それぞれ異なるので、アンプやミキサーのトーンコン
トロールを調整することで正しいマイクの音質出力が行えます。

ワンポイントアドバイス
「テ(低音)」は音が歪んでいないかどうかを確かめます。
残響の切れが良く、濁りが無ければOK!です。
「ス(高音)」は音が割れていないか、ハウリングしないかを確かめます。
アクセントが滑らかで明確に聞こえていればOK!です。
「(テ)シュッ」みたいに響きが割れておかしい時は調整しましょう。

それと余談ですが、「ドンドンドン」と手で叩いたり、「フーフーフー」
と息を吹きかける人が居ますが、これははっきり云って最悪な行為
(暴挙)と言わなければなりません。先にも述べた通り、マイクは「風」
や「振動」に対し、とてもデリケートなので、マイクのテストどころか、
マイクを破壊する為のテストになってしまいます。

アクションは程程に!
間違ってもマイクをくるくる回したり、空中に放り投げたり、カウボーイの
如く、コードを振り回す行為はやめましょう!
落とした衝撃度や線の損傷などでマイクの致命傷になってしまいます。
モノは大事に使いましょう!

マイクに口を着けて歌わないこと
はっきり云って、ばっちいぞ!その前に音が割れ易くなるんだね。
どうしてもマイクにキスをしたいならばマイマイクを使うか、マイクカバーを
使うようにしましょう。これはエチケットの問題かな?

網の部分を握らないでね!
握っても、マイクが大きくなる訳ではありませんが、ハウリングとか
音抜けが悪くなるのでボディの所を握る習慣をつけておいて下さい。


他に何か、ご質問が有りましたら掲示板に書いて下さいね。
マイク百科事典を参考に(そんなもんあるんか?)、冷や汗を拭いながら
出来る限りお応えしたいと思っております。




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